マンションの初期不良は保証で賢く対応!給水タンクの水漏れをチェック

給湯タンク漏水_1 給湯タンク漏水_2

給水タンクの水漏れ、原因は?

電気温水器の貯湯タンク下に水が溜まっていました。おそらく電気温水器のどこかから漏水が起きているものと思われます。

電気温水器は、屋内廊下のメーターボックス内に設置されたり、また住戸内に設置されたりすることがありますが、正常な運転において水が漏れたりすることはありません。

また、メーターボックス内は、いろいろな配管が密集していますが、水浸しに状態になることはまずありません。

タンク下に水が溜まっていることから、電気温水器のどこかから漏れ出しているものと思われます。

下階での漏水の可能性も・・・

配管接続不良もしくは、設備機器本体の不具合である可能性も考えられます。

いずれにしても温水器メーカーに確認してもらう必要があります。

無駄なエネルギーを消耗してしまうばかりでなく、機器を痛めたり、またコンクリートの床を伝って下階へ水が漏れていく可能性も考えられます。

躯体を水が流れていくと、躯体の劣化にも繋がります。

実際、このマンションの下階には、上階からの漏水跡が見られました。

初期不良は早期発見し、保証期間内に申し出ましょう

メーターボックスは、共用部分ではありますが、居住者が開けて中を確認することは可能です。

床に水が溜まっていたら、即管理会社に連絡し、なるべく早く点検してもらうのがよいでしょう。

設備機器の初期不良であれば、メーカー側の保証内で点検・整備・修繕もしくは交換が行われます。

時間が経過すると経年劣化と判断されてしまうことも多く、自費での修繕になってしまうことも。

設備機器の保証期間を確認し、早期に点検するのがよいでしょう。

「マンション共用部分チェック」はこちら
アフターサービスの有効活用と修繕積立金の節約術はこちら

事例チェック 関連記事

close