専門家がサポートする大規模修繕工事の施工会社選び「修繕★参謀」
施工会社選びの重要性
もし誠意と実力のある施工会社を選んでいれば、無駄な工事を行なったり、後から予算が不足するなどのトラブルに見舞われることは無かったでしょう。
施工会社は、大規模修繕工事成功のカギを握る重要なパートナーなのです。
管理会社に任せていれば安心?設計監理だから大丈夫?
いいえ、これらのトラブルは、外部の業者に手綱を任せた結果、発生したトラブルです。
適切な金額で適切な工事内容を提案し、住民の気持ちを汲み取りながら、誠実に工事をやり遂げる施工会社を選ぶには、他人任せにせず、管理組合が主体となって施工会社を選定することが重要です。
大規模修繕工事よくある失敗事例
大手管理会社だから安心だと思っていた・・・
売主系列の大手管理会社に委託している東京郊外のマンション。管理会社から提案があり建物診断を実施。その後、大規模修繕工事の見積もりが提出された。金額が高いな、とは思ったものの、管理会社への手数料と考え、工事の発注を総会決議。 工事は滞りなく終ったが、外壁の変色や鉄部の急激な錆など、マンションのあちこちで、工事品質が疑われるような事象が発生。大手管理会社から三次請け、四次請けに工事が発注され、下請けの施工会社のコストが厳しくなり、工事品質が落ちた結果になった。
業界主流の設計監理方式だから大丈夫だと信じていた・・・
管理会社から提出された見積もりに不信を感じ、外部のコンサルタントを起用し設計監理方式で大規模修繕工事を実施することにした。コンサルタントが決めた仕様でコンペを実施。金額が一番安かった施工会社を選定。工事終了後、マンションの築年数に対してまだ必要のない工事をしていて、工事費用も安くなかったことがわかった。国土交通省の通知で談合や癒着などの可能性がある方式であることもわかった。
大手管理会社だから、業界で多い設計監理方式だから、と任せっきりにしていたがゆえに発生したトラブルです。大規模修繕工事は、管理組合が眼を光らせることが肝心なのです。
大規模修繕工事の施工会社選定までのタイムスケジュール
大規模修繕工事は下記の流れで行われます。
マンション大規模修繕工事の発注方式
責任施工方式
工事会社もしくは管理会社に、修繕工事の仕様作成や工事、チェックまで一任して発注する方式。
- メリット
- すべてを1社に任せるため、責任の所在が明らかで、打ち合わせも1社で済み、管理組合の負担を抑えられること。
- デメリット
- 1社のみに任せるため、第三者のチェック機能が働かず、見積金額の妥当性や工事品質について不透明になる可能性があること。
設計監理方式
設計・工事監理と施工を分離して発注し、管理会社もしくは設計事務所などのコンサルタントが設計(工事の仕様書作成)・工事監理を行い、施工は施工会社が請負う方式。
- メリット
- 責任施工方式に比べると、第三者としてコンサルタントが介在する分、金額や工事品質に客観性を得やすいこと。
- デメリット
- 近年国土交通省で通知されたように、コンサルタントが悪質な場合、談合やバックマージンなどの問題が発生する可能性があること。
プロポーザル方式
複数の施工会社に工事仕様や金額をプレゼンしてもらい、管理組合が多数決で施工会社を選ぶ方式です。
- メリット
- 施工会社がプレゼンで競い合うため、施工会社の特技を活かした豊かな提案を受けやすく、価格も適切な金額に収まることが多いこと。
- デメリット
- 施工会社によって提案内容(工事内容)が異なる為、比較検討するのが難しいこと。
さくら事務所では「プロポーザル方式」での施工会社選定を採用しており、「修繕★参謀」というサービス名称でサービスをご提供しています。 「プロポーザル方式」のデメリットである「施工会社によって提案内容(工事内容)が異なる為、比較検討するのが難しい」は、経験豊富なコンサルタントが解決します。
修繕★参謀 施工会社選びの流れ
STEP1
希望をまとめる
【見積り要項書の作成】アンケートやヒアリングを通して管理組合様の希望を整理
STEP2
施工会社を選定する
【公募と3回の選考】施工会社を公募
書類選考、面談選考、プレゼン選考のうえ施工会社を内定STEP3
施工会社と契約する
【総会決議と請負契約】総会決議
施工会社と工事請負契約を締結
さくら事務所の強み
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POINT.1
マンション管理組合様向けサービス対応実績850件超!
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さくら事務所には、マンション大規模修繕工事コンサルティングサービスをはじめ、マンションのアフターサービスチェック、長期修繕計画の見直し、管理委託費の妥当性検証、また、外壁タイルの剥落や、地下ピットの漏水、機械式駐車場の見直しなど、数々のご対応実績がございます。俯瞰的な視座をもってマンションの大規模修繕工事をコンサルティングさせていただきます。
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POINT.2
利害関係のない徹底した第三者性・中立性
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さくら事務所は完全中立な第三者としてサービスをご提供しています。
売主や施工会社、管理会社等の利害関係は一切ありません。
忖度のない、プロの分析とアドバイスをご提供いたします。
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POINT.3
業務経験平均20年以上!ベテラン・コンサルタントが対応
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さくら事務所のマンション管理コンサルタントは、マンションデベロッパー、ゼネコン、管理会社などで実績を積み重ねたベテラン揃いです。ご対応する者は全員、有資格者であり、その多くは一級建築士、一級施工管理技士、税理士、マンション管理士、宅地建物取引士など国家資格のダブル、トリプルライセンス保有者です。
知見と実績を備えたプロのコンサルタントに、安心して業務をお任せいただくことができます。
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POINT.4
不動産・建築あらゆる専門家がワンストップ対応
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さくら事務所には、不動産のプロが集結しています。
マンションの共用部だけでなく、専有部のホームインスペクションにも数多くの実績があり、ご相談に対応しております。また、不動産売買のご相談にも対応しております。不動産のことならワンストップでご相談いただくことができます。
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POINT.5
出版・テレビ出演…各種メディア掲載多数!
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さくら事務所は、これまでNHKはじめテレビ・新聞・雑誌等で数百回も紹介され、多数の書籍を発刊しています。
また弊社創業者 長嶋修 は、経済産業省・国土交通省等公的部門の委員等を歴任しています。マンション管理業界や管理組合様の課題やあるべき姿について、積極的に発信し、多数のメディアに掲載いただいています。最近のマンション管理特集本の一部は、Amazon等で購入することも可能ですので、関心がある方は以下よりご確認ください。メディア掲載の実績はこちらをご覧ください。
修繕★参謀を利用するメリット
適切な時期で工事を実施できる:
マンションの大規模修繕工事は、12年に1回の周期で実施されることが多いですが、実際は3~5年、工事を延期しても差し支えない状況のマンションが多いのが現実です。さくら事務所では、大規模修繕工事ありきのコンサルティングではなく、建物の状況を見たうえで、大規模修繕工事を、「する」か「しない」か「いつするか」といったところから、コンサルティングをいたします。
熱意ある施工会社と出会える:
修繕★参謀による施工会社選定は、管理組合様の要望に加え、施工会社による自由な工事仕様の提案を競う選定方法です。
工事仕様が決め打ちではないので、設計監理方式とは違って施工会社が独自に工夫を凝らして工事の内容を提案する必要があります。施工会社にとって負担が大きい選定方法と言えますが、それでも「自社の強みを活かして良い工事をしたい」と応募する熱意ある施工会社は跡を絶ちません。修繕★参謀をご利用いただきますと、そういった熱意ある施工会社と出会い、工事を発注することができます。付加価値のある提案をもらえる:
修繕★参謀の施工会社選定は、管理組合様の希望に沿った工事の提案だけではなく、各施工会社からさまざまな提案を受けられるのが特徴です。例えば、過去には「費用の掛かる仮設足場を最小限に抑え、仮設足場を設置しない部分には安価なブランコ工法で対応」「劣化状況や部位によって、工法や建材を使い分け、適切に修繕しながらコストダウン」「屋上のアスファルト防水の状態がよかったので、かぶせ工法ではなく、遮熱系トップコートを塗布して延命」といったコストを抑えながらも適切に修繕する提案がありました。 それぞれの施工会社の強みや、工事をするにあたっての工夫なども施工会社を選ぶうえで重要な判断材料とすることができます。
管理組合に知識が蓄積される:
各施工会社からのさまざまな提案を受け、自分たちで施工会社を決定するので、短期間でマンションの修繕に関する知識を身につけることができます。 何もかも管理会社に頼り切りの「管理会社依存」から抜けだすことができます。
業界に一石を投じることができる:
長い間、マンション管理の業界では管理組合の無関心をいいことに、貯まっている修繕積立金額目いっぱいの大規模修繕工事を提案したり、施工会社とつながっているにもかかわらず、客観的立場を装ったりと、管理組合にとって良くない対応が見受けられる状況でした。大規模修繕を自分事としてとらえ、主体的に大規模修繕工事に取り組む管理組合が1組合でも増えることで、マンション管理の業界に一石を投じることができます。
ご利用実績
2024年6月30日の時点で
280件のご利用実績がございます。
- 中小規模マンション
(約20戸~50戸のマンション) - 大規模マンション
- タワーマンション
(約180戸のマンションから約750戸のマンションまで) - 団地型マンション
- 外断熱のマンション
ご利用事例
管理組合様から頂戴した感謝状
サービス料金
~49戸
150万円~50~99戸
170万円~100~199戸
200万円~200~299戸
250万円~300戸~
別途見積
※上記費用は目安となり、予算に応じたサービスカスタマイズが可能です。
ご利用の流れ
まずは無料相談をお申し込みください。
- STEP01
無料相談フォーム送信
※1~2営業日にご返信します
- STEP02
無料相談
- STEP03
理事会・修繕委員会様に業務説明
- STEP04
総会決議
- STEP05
ご契約
- STEP06
キックオフ(修繕★参謀 サービスの開始)
よくある質問
- Q
設計監理方式とどう違いますか?
設計監理方式は設計事務所が大規模修繕工事の仕様を決め、施工会社が施工します。施工会社は設計事務所が決めた仕様に対して金額の提案しかできません。修繕★参謀では、大規模修繕工事の仕様を施工会社が提案し、施工します。
工事を担当する施工会社がマンションまでお伺いし、状況を見たうえで、金額だけでなく、工事の仕様も提案します。施工会社の数に応じて、工事仕様が提案されますので、比較が難しいのでは?と心配される管理組合様もいらっしゃいますが、さくら事務所のコンサルタントが比較表を作成しますので、安心して施工会社をお選びいただくことができます。 - Q
どんな人が担当してくれますか?
担当するマンション管理コンサルタントは、皆、一級建築士もしくは、一級施工管理技士で大規模修繕工事と管理組合運営に精通した者が担当します。さくら事務所では、技術はもちろん、コミュニケーション能力も重視して採用を行っています。専門用語など難しい言葉は一切使用せず、どの立場の方も尊重し円満な大規模修繕工事を実現いたします。
- Q
工事費用は安くなりますか?
修繕★参謀は、管理会社や設計事務所を通さずに、管理組合が主体となって妥当な工事を発注することを目的としていますので、必ずしも工事費用が安くなるわけではございませんが、見積もりから根拠不明な費用を外したり、バックマージンなどの不正を外すことで適切な工事費用で工事することが実現できています。
- Q
うちのマンションの場合、どのプランがいいですか?
マンション管理コンサルタントがすべての工程をサポートするフルコースをお勧めしますが、もし管理組合の皆様で、作業の一部をご担当いただけるようであれば、1回~ピンポイントでのご利用もお勧めいたします。無料相談にてマンション管理コンサルタントが詳しいご状況をヒアリングの上、ご案内いたしますので、是非一度お問い合わせください。
- Q
工事開始後、工事品質のチェックや、トラブルにも対応してくれますか?
対応可能です。工事仕様通りに施工されているか、雑な工事をされていないかなど、工事品質のチェックや、外壁タイルに想定外の浮きや、構造スリットの未施工など、瑕疵の可能性が発覚した場合など、経験豊富なコンサルタントが速やかに対応させていただきます。
もしよろしければご検討ください。
(工事品質チェックサービス https://www.s-mankan.com/service/shuzenkouji_check.html)