マンションの瑕疵・施工不良が発覚したにも関わらず、分譲会社・施工会社が対応してくれず、苦労されている管理組合がたくさんあります。また、欠陥の発覚までに時間がかかり、アフターサポート期間を過ぎてしまい、多額の修繕費用が発生してしまうケースもあります。
さくら事務所は、瑕疵・欠陥の調査から、課題発見時の解決・関係者との調整、さらには将来のマンション売買を見据えた対応まで、お困りの管理組合を全面的にバックアップします。
こんな状況ありませんか?
マンションの瑕疵・欠陥は「そもそも気づくのが難しい」という課題があります。以下は、瑕疵・欠陥の予兆としてよくあるケースです。
点検や建築物調査での「異常あり」
日々の設備点検や、3年に一度の特定建築物調査において「異常あり」と記載があるが、特に対応されていない。
外壁タイルに異常(剥がれ・浮き)
タイルが落下したり、浮き等が目立つが、対応されていない。
大規模修繕工事での瑕疵・欠陥発覚
工事がはじまり、足場をかけて作業スタートしたタイミングで何らかの異常が発見されたが、どう対応すればよいかわからない。
専有部(自分の部屋)で不具合が多数
専有部で不具合が多い場合、共用部においても課題が多数ある懸念があるが、特に調査されていない。
要注意!よくある「瑕疵・欠陥隠し」
上記のような状況に加え、管理会社・施工会社の以下のような対応がある場合には要注意です。
状況説明が曖昧
点検や特定建築物調査について、実施結果を詳しく報告されてない。質問しても曖昧な回答で濁されてしまう。
部分補修で済ます
特に外壁タイルにおいて、異常箇所だけを部分補修して手仕舞いしてしまう。本来は一部の瑕疵は全体の大きな課題の予兆の可能性があるにもかかわらず、調査されない。
異常があっても報告なし
大規模修繕中に瑕疵・欠陥が発覚すると、工事が止まり工期延長のリスクがあるため、何か気づいても報告がなされないケースも。
さくら事務所の提供価値
客観的な調査・検証はもちろんのこと、関係者との調整も含めたトラブル解決や、マンション売買を見据えた資産価値の維持までトータルでサポート可能です。
客観的な調査・検証
建築士などの専門家が、第三者の立場で調査します。必要に応じて外部の学識者(教授など)や調査機関とも連携します。
解決までサポート
調査だけでなく、具体的な補修方針・補修結果のチェック・施工会社などとの協議まで、「トラブルの解決」まで伴走します。
将来の売買・資産価値まで見据えた提案
何らかの瑕疵・欠陥が見つかると、風評被害により資産価値が大きく下落するリスクも。そこまで見据え、資産価値を下げない対応を提案できます。
さくら事務所の瑕疵・欠陥トラブルのご支援パターン
下記パターンを組み合わせ、最適な形でご支援します。
パターン1:さくら事務所メンバーによる調査・検証・交渉
さくら事務所の専門家が調査・検証し、分譲会社・施工会社との交渉も並走し、着地点を見出す。
パターン2:アドバイザー・セカンドオピニオン
具体的な調査は分譲会社・施工会社手配の調査会社が実施するが、専門家として協議に参加し、改善を提案。
パターン3:外部専門家等からのお墨付きの取得
耐久計算などの高度な専門性を要する業務について、教授や確認申請機関と連携し、改善方針や結果の「お墨付き」を得る。お墨付きがあることで、将来の売買活動における説明材料を得る。
Q. 「お墨付き」はなぜ必要?
第三者への安心材料として有用だからです。特に将来、不動産売買を行う場合に、お墨付きがあるとないとでは印象が大きく変わります。
瑕疵や欠陥が起こってしまうと、そのマンションに対する印象が悪化し、資産価値(売買価格)に悪い影響を及ぼすリスクが高まります。
その際、教授や協会などの専門機関の保証があることで、改善方針・補修結果が「確かに正しい」という納得感を得られやすくなります。
実際に当社の事例でも、多くの瑕疵が発覚したマンションの売却を担当した際に、お墨付きがあることをしっかり伝えることにより、「補修により他のマンションよりも安心」と逆に安心材料となり、資産価値を維持して売却に成功する事例もあります。
このようなお墨付きを得るには、外部との連携が必要ですが、面倒を避けるために連携したがらないコンサル会社・調査会社もあります。ご注意ください。
瑕疵・欠陥トラブル解決サポートの利用事例
事例1:外壁タイル剥落から、深刻な構造の施工不良が発覚
【物件概要】 | 平成12年竣工/鉄筋コンクリート造/総戸数約30戸/コンサルティング期間約5年~(継続中) |
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【依頼当初の状況】 |
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【調査・折衝】 |
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【補修工事】 |
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事例2:外壁タイルと構造スリットの施工不良で全戸一時退去
【物件概要】 | 物件概要:平成15年/鉄筋コンクリート造/総戸数約50戸/業務期間約3年 |
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【依頼当初の状況】 |
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【調査・折衝】 |
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【補修工事】 |
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事例3:立体駐車場の機械トラブルで車両が転落
【物件概要】 | 平成18年竣工/鉄筋コンクリート造/総戸数約50戸/コンサルティング期間約4ヶ月 |
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【依頼当初の状況】 |
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【検証】 |
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事例4:豪雨時の汚水逆流と機械トラブルによる車両が水没
【物件概要】 | 平成17年竣工/鉄筋コンクリート造/総戸数約30戸/コンサルティング期間約1年6ヶ月 |
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【依頼当初の状況】 |
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【検証】 |
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瑕疵・欠陥トラブル解決サポートの流れ・実施事項の詳細
流れ
目標設定、見通しの共有
管理組合が求める対応=目標を設定し、管理組合と弊社で共有します。この目標をもとに、調査方法などを検討、 必要に応じて分譲会社等に要望を提示したう上で、今後の見通し(進行)を共有します。
分譲会社・施工会社との折衝
施工不具合(瑕疵)が発見された時期がアフターサービス期限内である場合や保証期間内である場合には必要に応じて管理組合(理事会)が補修内容や費用負担に関する折衝を行うサポートもします。
補修方法の検討
分譲会社・施工会社のアフターサービスや瑕疵担保責任の範囲内で補修が実施される場合には、先方が提案する補修方法が適切なのかを検証します。また、管理組合が費用を負担して補修を行う場合には補修方法のご提案も可能です。
補修工事の実施・検査
管理組合・分譲会社双方が合意した補修方法で工事を実施する場合は、合意された内容で工事が行われているか施工品質を確認します。また、工事完了時の検収検査の立ち会いも可能です。
実施事項の詳細
- 理事会や管理会社・施工会社との打合せに出席し、方針の提案や管理組合要求事項の折衝を行います
- 瑕疵の状態を調査し、必要に応じて現在見つかっている部分以外にも不具合がないかを調査します
- 理事会や居住者・所有者からの電話、メール、ご来社によるご相談に随時対応します
- 住民向け説明会などに出席し、理事会に代わって居住者・所有者にわかりやすい言葉で状況等をご説明します
- 法律的な助言が必要と判断される場合、当社顧問弁護士のご紹介も可能。また、すでに弁護士に相談中の場合は、管理組合のご要望に応じ、弁護士と連携を図って解決にあたります
- サービス終了後、お電話・メールでのご相談をお約束するアフターフォロー「ご依頼者専用カウンター」をご利用になれます
マンションで発覚する瑕疵・施工不良の一例
サービス料金
瑕疵・欠陥トラブルは案件ごとに状況が大きく異なるため、個別にお見積りします。現状をお伺いし、料金の目安とともに調査・コンサルティング方法のご提案をします。
お問合せから業務終了までの一般的な流れ
- 1お問い合わせ・お見積もり
- お問合せ・お見積りは「お問い合わせ・お見積もり」またはお電話でお気軽にお問合せください。
- 2理事会にてまず、無料カウンセリングを行います。
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※ご希望により、事前に「無料簡易調査」を実施させていただきます。
理事会に出席させていただき、実施するサービスの内容や料金、進め方についてご説明します。 (※1回まで無料、東京近郊以外の場合には別途交通費がかかります) - 3サービスご利用に関する契約締結後、調査や打ち合わせ参加などを開始します
- 進行に応じ、都度、必要な調査や打ち合わせなどの実施を理事会にご提案します。
- 4毎月月末締めでご請求書をお送りします
- 毎月月末に、実施した業務分の料金をご請求します。翌月~翌々月20日までにお支払いをお願いします。
- 5契約期間の延長やオプションのご利用は随時ご相談ください
- 契約期間の延長やオプションのご利用、そのほかのご相談は、担当者にお気軽にお申し付けください。
- 6契約期間終了後、アフターフォローの開始
- サービス完了後は、本サービスに関わる永年アフターフォローをご利用になれます。
さくら事務所の実績・メディア掲載
管理組合向けコンサルティングの草分けとして、多くの管理組合様へのご支援実績があります。またより良い業界になることを目指し、メディア等での情報発信も積極的に行っています。850件を超えるサポート実績
1999年の創業以来、850を超えるマンション管理組合の支援実績をもち、大規模修繕工事のコンサルティングや長期修繕計画の見直し、瑕疵調査などの管理組合様向けのサポートサービスを提供しています。多数のメディア掲載
マンション管理業界や管理組合の課題やあるべき姿について、積極的に発信し、多数のメディアに掲載いただいています。最近のマンション管理特集本の一部は、Amazon等で購入することも可能ですので、関心がある方は以下よりご確認ください。メディア掲載の実績はこちらをご覧ください。YouTubeでのノウハウ提供
マンション住民・管理組合の皆さんが正しい知識をもって判断・検討ができるよう、ご支援を通じて得られた知見やノウハウをYouTubeでわかりやすく公開しています。YouTubeチャンネルはこちらをご覧ください(2022年5月から、マンションに特化したチャンネルを新設しました。過去の投稿はさくら事務所YouTubeチャンネル(登録者:1.3万人以上)もご覧ください。さくら事務所のコンサルタント
マンション管理組合を支援するには、建物に関する知見は当然のこと、管理組合運営・不動産・法律などの幅広い経験が求められます。さくら事務所には、業界歴20年以上の専門家が多数在籍し、チームを組んで皆さまのお悩みや課題を解決します。
管理会社の建物検査セカンドオピニオン(無料)
当社にご相談いただく瑕疵トラブルでは、トラブルになるかなり前から劣化診断報告書・特定建築物調査結果に「異常あり」と記載があったにも関わらず、見逃していたというケースが多くあります。
管理会社や診断業者からすると、診断・調査は義務で行うものの、その説明を行うことで問題にしたくないという意識があることも多く、管理組合が自ら課題意識を持たないと、そのまま放置されてしまうリスクがあります。
さくら事務所では、劣化診断報告書・特定建築物調査結果・共用部チェック検査結果などの報告書をご送付いただければ、書類でわかる範囲で現状に異常がないかを無料チェックいたします。以下よりお申込みください。
建物検査セカンドオピニオン(無料)Q. 報告書はどうやって確認・取得すればよい?
Q. 理事/理事長でなくても相談可能?
外壁タイルのセルフチェックサポート
マンションの瑕疵・欠陥という中でも、特に相談件数が多いのが外壁タイルです。外壁タイルの一部の剥がれ・膨らみは、一見小さな問題に見えますが、実はその裏に構造的な問題があることも少なくありません。
10年目までに瑕疵・欠陥を発見できれば、アフターサービス(保証)を活用して補修を要望できますが、実際には大規模修繕の時など10年経過後に見つかり、責任や対応で揉めることもあります。とは言え、問題があるかどうかもわからない中で、外部にお金を払って外壁タイル検査を依頼するのも簡単ではありません。
外壁タイル調査は「打診棒」という器具を使って行います。難しそうな印象がありますが、ちょっとしたコツさえつかめば、チェック自体は誰でも簡単に行えます。
このキャンペーンでは「打診棒の無料レンタル」と「使い方のコツ動画」をセットでご提供し、理事・区分所有者が自分で外壁タイルに問題がないかをセルフチェックいただけます。気になっている方はぜひご応募ください。
外壁タイルのセルフチェックサポート(無料)Q. 理事/理事長でなくても相談可能?
まずは無料相談から
受付時間 10:00~18:00(土日祝も営業)