マンションの屋上の排水口に雑草が・・・
屋上(ルーフバルコニー)の排水口に雑草が生えています。わざと植えているわけでも何でもなくて、自然発生でここまで成長しています。
ルーフバルコニーであれば、住人の方が気付くこともありますが、屋上は自由に出入りできる場所ではありません。
管理会社が日常のメンテナンスで、発見することになります。
では、なぜこのようなことが起きてしまったのか?
排水中には様々な養分が含まれており、飛んできた種子や砂埃中の種子から成長していきます。
害がないならいいのでは・・・と思うかもしれませんが、植物の根が防水層まで達すると、防水層を破断し、漏水・雨漏りを引き起こします。
また、コンクリート中に雨水が浸透していくことで、内部鉄筋が錆び、コンクリート躯体の劣化に繋がります。
根が防水層まで達する前であれば植物の撤去で済みますが、一旦防水層を破断してしまうと、防水工事まで波及することになり、時間的にもコスト的にも費やすことになります。