近年、多くの管理組合が疑問に感じているのが、長期修繕計画に定められた12年の修繕周期。
国交省のガイドラインで目安とされたこの時期にすべての修繕をするのが当たり前のようになっていますが、実際の建物の劣化進度は施工状況・維持管理状況によって異なります。
「本当に全ての工事を一度にやらなくてはいけないのか?傷んでいない場所もあるのでは?」
「工事の前に数百万円もかけて必ず詳細な劣化診断をしなくてはいけないのか?」
「銀行から借り入れをしてまで、本当に今すぐやるべきなのか?」
こんな声も聞かれています。
さくら事務所では、管理会社から提案される「定められた周期を前提とした長期修繕計画通りの修繕計画」ではなく、「建物の状態や管理組合の資金計画に合わせた修繕計画」を提案しています。
建物の状態や管理組合の資金状況、組合が望む品質などの情報をもとに、部位ごとに工事の必要性を診断、コストが変わらなければ分割工事もご提案するなど、資産状況と併せて工事の優先順位を検討すべきではないでしょうか?
今回のセミナーでは、同社の提案する部位別に優先順位を検討する大規模修繕工事計画の考え方や、実際に工事を行う施工会社の選定方法について、お話しさせて頂きます。質疑応答の時間もたっぷり設けているので、個別のお悩みやご相談の解決の場としてもご活用いただけます。