今月より火災保険が大幅に改定され、10年を超える長期契約ができなくなりました。昨今の異常気象が引き起こす様々な自然災害が損害発生の機会を増やすため、損保会社各社も長期的な保険金支払いリスクが読みにくくなっていることがその理由です。この機会に、管理組合としては共用部の補償内容を改めて見直す必要があるでしょう。
これまでは、単純に建築年数で保険料が決まっていたマンション共用部の火災保険に、新たなサービスとして、個々のマンションの管理状況に応じて保険料を節減できる保険が登場しているのをご存知でしょうか?これまでしっかりと管理がなされ、補修や更新工事が行われてきた管理状況のよいマンションは、保険料の割引にも結びつくことになります。何か大きな問題が起きてからではなく、日頃からの積極的なマンション管理が、そのマンションに暮らす住民の皆さんにとってプラスになるのです。
今回のセミナーでは、火災保険改定に伴う、マンション共用部の補償内容を見直す上での注意点紹介します。それぞれ質疑応答の時間もたっぷり設けていますので、管理組合の課題解決の場としてもご活用いただけます。
●質疑応答時に具体的な相談をご希望の場合、管理規約、管理委託契約書、長期修繕計画書、管理組合決算書などをお持ちいただくと、より詳しい回答ができることがあります。