工事費高騰!想定外の出費に備える術

マンション管理組合セミナーの様子 大規模修繕工事

大規模修繕工事を予定している全ての管理組合が、今知っておいたほうがいいことはこの2つ。

1)長期修繕計画の見直しが必須となる工事費用の高騰!!

多くのマンションでは、長期修繕計画により概ね12年前後の周期で大規模修繕工事を実施する計画となっています。長期修繕計画では工事に要する費用を予測し、修繕積立金の金額が決定されていますが、社会背景や経済情勢の影響により建設資材や人件費など工事費用が高騰した場合には、長期修繕計画が現状と乖離したものになってしまいます。

一般的に長期修繕計画の見直しは3~5年程度毎に行なわれますが、工事費用が大幅に変動した場合などでは急遽見直しを行なうことが望まれます。

2)大規模修繕工事開始後に発見される不具合事例!!

また、大規模修繕工事は事前に劣化診断行い補修範囲を検討、実施されますが工事がはじまってから不具合が見つかるケースも多いのが実情です。例えば外壁タイル張り替え工事着手後、足場を組んで確認をしたら、想定していたより多くの範囲でタイルの浮きが見つかった…など。

大規模修繕工事の予算では、一定程度の追加工事に対応するために、予備費を計上するのが一般的ですが、工事着手後に発見される不具合の内容によっては、予備費の範囲を大幅に超えてしまうだけでなく、工事期間の延長を余儀なくされることもあります。

計画外の出費がかさみ、工事範囲縮小など計画見直しを迫られることがないよう、さまざまな想定のうえ予算を組んでおくなどの備えと対策について伝授いたします!

今回は大規模修繕工事の費用に関する”よくある事例”をご紹介しながら対策について伝授します。 60分のセミナーのあとには、実際のお悩みや課題についてアドバイスをする質疑応答のお時間もたっぷり設けています。ぜひ、この機会に疑問点や不安を解消してください。

コンクリート・ジャンカ(豆板)

●質疑応答時に具体的な相談をご希望の場合、管理規約、管理委託契約書、長期修繕計画書、管理組合決算書などをお持ちいただくと、より詳しい回答ができることがあります。

午前の部(10301230)「アフターサービス活用事例と節約術!では、マンションの売主が一定期間無償で修理・補修をするアフターサービスを徹底活用ししなければ、本来、管理組合が支払う必要のないムダな修繕費用が発生し、修繕積立金の負担は増える続けるため、修繕積立金のムダを防ぐためにはアフターサービスの活用は欠くことができないものです。

アフターサービスを活用することにより、修繕積立金の節約につなげる秘訣を、様々な事例について解説&アドバイスをします。

午前の部・午後の部あわせてのご参加も大歓迎です!

参加申込は受付終了いたしました

<今回のセミナーにご参加できない方へ>
今後のセミナーのご案内やお役立ちコラムなど、最新情報をメールマガジンでお届けしています。
ご登録はこちらから!

セミナー情報のほか、マンション事例紹介、建物チェックポイントなどマンションお役立ち情報を2週間に一度お届けします。

close