大規模修繕工事着工後の調査により、広範に亘る大量のタイル浮き剥離が発覚。
大規模修繕工事の設計・監理者である設計事務所は外壁タイルの不具合に関する分譲会社、施工会社への修繕費用の負担の申し入れについて消極的であった。
工事完了後に訴訟となるリスクも考え、原因調査と合わせ施工不良に関する証拠保全業務を提案、実施した。
結果として、大規模修繕工事完了後に新築時の施工会社が一部負担した。

大規模修繕工事着工後の調査により、広範に亘る大量のタイル浮き剥離が発覚。
大規模修繕工事の設計・監理者である設計事務所は外壁タイルの不具合に関する分譲会社、施工会社への修繕費用の負担の申し入れについて消極的であった。
工事完了後に訴訟となるリスクも考え、原因調査と合わせ施工不良に関する証拠保全業務を提案、実施した。
結果として、大規模修繕工事完了後に新築時の施工会社が一部負担した。
| 【竣工年】 | 2001年 |
|---|---|
| 【発生年】 | 2013年 |
| 【発見経緯】 | 大規模修繕工事施工中 |
| 【総戸数】 | 350戸 |
| 【当初不具合箇所】 | バルコニー手摺壁(外側) |
| 【分譲会社】 | 中堅デベロッパー |
| 【施工会社】 | 一部上場ゼネコン |
| 【主な原因】 | 打継目地・伸縮調整目地の施工不良 タイル下地の目粗し不足 |
| 【費用負担】 | 大規模修繕工事完了後に新築時の施工会社が一部負担 |
| 【補修完了までに 要した期間】 |
8ヶ月 |