大規模修繕工事後のアフターサービスを徹底的に活用する
本サービスでは、大規模修繕工事の施工会社が行うアフターサービス点検時に立会い、管理組合の立場で建物をチェックします。施工会社が行う点検は管理組合の目線で行われていない場合があります。
「大規模修繕工事の施工状況に不安や疑問がある」「修繕積立金を節約するために、アフターサービスを徹底的に活用したい」という管理組合に、適したサービスです。
※アフターサービス点検時の立会ではなく、管理組合の自主点検(調査)をご希望の場合には、アフターサービスチェックをご利用ください。
※調査の第三者性を保つため、施工会社などの選定代行、見積依頼代行、設計業務、および補修工事の受注・斡旋はいたしませんので、予めご了承下さい。
こんなご心配・お悩みを抱える管理組合におすすめ
- 管理会社や施工会社との契約に大規模修繕後のアフターサービスの取り決めがない
- 設計会社との契約にアフターサービス点検のサポートがない
- 施工状況が悪く、管理会社の工事部門や施工会社との関係が悪くなってしまっている
- 大規模修繕工事中の設計監理が行き届いておらず、設計会社を信用できない
- 施工後の不具合が多く第三者のチェックを入れたい
「大規模修繕アフターサービスサポート」のメリット
- 発見された不具合箇所がアフターサービスの範囲内なのか客観的に判断アドバイスいたします
- アフターサービスの範囲と判断されたものは、無償で補修されます
- 施工会社が実施する補修工事について、工事の範囲や方法が適切であるかアドバイスします
- アフターサービスについて、利害関係のない客観的な判断とアドバイスを受けることができる
- アフターサービスを活用することにより、結果的に修繕積立金を節約することができる
- サービス終了後、お電話・メールでのご相談をお約束するアフターフォロー「ご依頼者専用カウンター」をご利用になれます(サービス後新たに発生・再発した不具合対応へのご相談、次の大型修繕に関するご相談(インターホン・給排水設備等)など)
大規模修繕アフターサポート ご利用例
【1回目の大規模修繕工事完了後2年目(築15年目)の分譲マンション】 ■工事完了後築1年目の点検で発見された多数の外壁の白華、塗装部分の膨れなどについて、施工会社(管理会社)はアフターサービス対象と判断、補修工事が実施されたが数か月後に同様の事象が再発、理事会・修繕委員会は2年目のアフターサービス点検時に専門家の立会を検討した結果、さくら事務所に依頼。
↓
■1年目のアフターサービス補修工事の内容について記録がなく補修方法の確認はできないが、対症療法的な補修であった可能性があるため、2年目アフター補修に関する施工計画書を作成し理事会への提示を求め、さくら事務所が補修工事範囲と補修方法の妥当性を確認した後に補修を実施。 その後、1年以上経過するが再発の兆しはない。 【理事からいただいたご感想】 アフターサービスの補修工事について、施工会社(管理会社)から施工計画書や詳しい説明などがなく、任せ切りにしていたが、第三者の客観的なアドバイスにより、補修工事の範囲や方法の妥当性について確認することができ、確実な補修が行われたのが大きな収穫でした。 【2回目の大規模修繕工事完了後1年目(築25年目)の分譲マンション】 ■工事完了築数ヶ月後に共用廊下天井部分からの漏水が複数個所で発生、施工会社(管理会社による設計監理方式)による、補修工事を繰り返すが漏水が治まらないため、1年目のアフターサービス点検時の立会をさくら事務所に依頼。
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■1年アフター点検の立会時に漏水の調査報告や修繕工事の内容について確認したところ、共用廊下排水溝の防水工事と床の長尺シートの端部処理に、問題があった可能性について指摘を行い、さくら事務所が補修工事範囲と補修方法の妥当性を確認した後に補修を実施。 【理事からいただいたご感想】 施工会社・管理会社から理事会への報告では、大規模修繕工事の際の施工には問題がないとされていたが、今回調べなければ不適切な補修工事が繰り返され、アフターサービス期間が過ぎてから、管理組合の出費で補修することになっていた可能性があるとのことで、点検の立会から補修の折衝・確認までサポートがあり安心して任せることができたので助かりました。
本サービスで行われること
大規模修繕工事に精通した専門家が、管理組合の修繕委員の立場でアフターサービス点検に立会います。 アフターサービス点検に立会
- 大規模修繕工事の施工会社が実施する、アフター点検に立会うことでチェック漏れなどを防ぎます
- チェックされた項目の事象について、客観的に把握することができます
- 施工会社より提出された報告書をチェックします。
理事会・修繕委員会へのサポート
- 理事会または委員会に出席し、立会結果をご報告します
- 施工会社からの補修提案に対し、技術的な側面からアドバイスを行います
- 電話・メール・来所によるアフターフォローは無期限で無料対応します
- ご希望に応じ、施工会社や管理会社との打ち合わせに同席します(※別途費用が必要です)
- 万が一、専門的な調査・診断が必要と思われる不具合が確認された場合、当社を通じて精密診断の手配や研究機関に協力を要請することが可能(※別途費用が必要になります)
補修確認・完了検査(オプション)
- ご希望に応じ、補修工事中の施工チェックや完了検査への立会いも可能です (※別途費用が必要になります)
永年アフターフォローサービスをご利用になれます
- サービス後新たに発生・再発した不具合対応へのご相談
- 次の大型修繕に関するご相談(インターホン・給排水設備等)など
共用部分建物調査業務実績
- アフターサービス期間内の調査や、瑕疵調査など、200棟以上の調査・コンサルティングを実施
- 築5年未満のマンションにおいて50棟以上の調査・コンサルティングを実施
- 小規模マンション、中規模マンション、大規模マンション、タワーマンション、タウンハウスなど、総戸数10戸強~約2000戸まで様々な種類の分譲マンションの調査・コンサルティング実績あり (平成29年1月現在) ※上記実績数に、大規模修繕前の劣化診断のご依頼は含んでおりません
サービス料金
お申し込み前に、理事会に出席してサービス内容のご説明・カウンセリングを行ないます
(1回まで無料 ※大阪市近郊以外の場合には別途交通費がかかります)
※当サイトの価格は全て税込価格です。
消費税は、調査日時点の消費税率に基づいてご精算とさせていただきます
※大阪市近郊以外の場合には別途、交通費・出張費がかかります。
詳しくは「お問い合わせ・お見積もり」にてご確認ください
戸数 | 料金 |
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総戸数30戸まで | 150,000円(税込165,000円) |
総戸数31~ | 150,000円(税込165,000円)+30戸超の戸数×2,000円(税込2,200円) |
例:50戸 165,000円+超過分20戸×2,200円=190,000円(税込209,000円) 100戸 165,000円+超過分70戸×2,200円=290,000円(税込319,000円) 200戸 165,000円+超過分170戸×2,200円=490,000円(税込319,000円) |
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※特殊な共用部分(大規模な地下駐車場など)および200戸以上は別途、お見積いたします |
オプション内容 | 料金 |
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補修工事施工立会 (報告書作成含む) | 半日(概ね4時間程度まで)+60,000円(税込66,000円) 1日(概ね8時間程度まで)+100,000円(税込110,000円) |
完了(検収)検査立会(報告書作成含む) | 半日(概ね4時間程度まで)+60,000円(税込66,000円) 1日(概ね8時間程度まで)+100,000円(税込110,000円) |
お問合せから業務終了までの一般的な流れ
- 1ホームページまたは電話でお問合せください
- お問合せ・お見積りはお問い合わせ・お見積もり専用フォームまたはお電話でお気軽にお問合せください。
- 2理事会にてまず、無料カウンセリングを行います
- 理事会に出席させていただき、実施するサービスの内容や流れについてご説明します。
(1回まで無料 ※大阪市近郊以外の場合には別途交通費がかかります)
※サービスのご利用に際し、一般的に管理組合総会の決議が必要になります。
- 3施工会社のアフタサービス点検に立会います
- 建物内の立ち入り及び共用部分の施錠解錠につきまして、管理会社にご協力いただけるよう指示をお願いします。調査の立ち会いは不要ですが、ご希望に応じて理事会役員さまに調査の様子をご覧いただいたり、共用施設などにご同行になれます。
- 4施工会社(管理会社)からの報告書および補修工事計画書を確認します
- アフターサービス点検の結果報告書ならびに補修工事の施工計画書を確認し、修繕箇所や補修方法の妥当性について確認します。
(アフターサービス規準の内容は施工会社や経過年数により異なります)
- 5理事会・委員会へ結果をご報告します
- 立会時の結果ならびに報告書および施工計画書の確認結果を理事会・委員会でご報告します。
- 6補修工事の実施
- 管理組合のご希望により、補修工事に際し施工状況のチェックを行います。(※別途費用が必要です)
- 7完了(検収)検査
- 管理組合のご希望により、補修工事完了後の検査に立会います。(※別途費用が必要です)
- 8アフターフォローの開始
- サービス完了後は、本サービスに関わる永年アフターフォローサービスをご利用頂けます。