知ってますか?2月はマンション定期総会成功の天王山

マンションの「定期総会」にはラッシュ時期があるのをご存知ですか?多くマンションでは、定期総会が毎年3月~5月に集中します。

年度末むけて、理事の皆さんはプライベートでも多忙な中、総会前は理事会の回数も多くなり、事前準備や議事内容の精査が注意不足となってしまうことも。。。

また、管理会社も同様にこの時期は繁忙期となり、1人で10~15物件を担当、理事会や総会が増える中、1日に何組合も掛け持ちをすることになり、対応力も落ちがちです。

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そこで、今回は「マンション定期総会ラッシュ時期に注意したいポイント」をご紹介します!

本来、決議しなくてはならないことが“後回しに”

議題の整理や検討がじっくりできないまま、決議をとったほうがいいものが後回しとなってしまい、次の総会へ持ち越しとなる場合もあります。

→議案の決定が遅れることにより余計なコストがかかる場合も(物価上昇や消費増税等)

住民に意図が伝わらず“否決”となってしまうことも?!

議案の経緯説明や詳細資料を添えることができず、住民に意図が十分に伝わらずに否定的に捉えられがちです。また、議題によっては、否決となってしまった場合、別途、臨時総会を開かなくてはいけない時もあります。

→改めて臨時総会を開かなくてはならない労力がかかる

→理事会への不信感が募ってしまうケースも

価格チェックが甘いまま大規模修繕工事の発注先が決議される

大規模修繕工事の発注会社の検討が十分にできず、あらゆる会社へ見積もり相談もできない場合は、工事価格のチェックが甘いまま発注先が決定してしまう可能性もあります。

→組合員の貯金である修繕積立金の無駄使いに!
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早めの定期総会準備が大切です。通常は総会の2ヶ月前から準備をはじめるケースが多いですが、総会ラッシュ時期の開催の場合は3ヶ月前から議題の検討を進めましょう。

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