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【特別対談】名物理事がマンション理事のリアルを語る!第2回

  • Update: 2018-12-28
【特別対談】名物理事がマンション理事のリアルを語る!第2回

年末年始特別コラムとして、長嶋修最新刊「100年マンション」発売記念に10月に行った「イニシア千住曙町」の名物理事 應田治彦氏とさくら事務所マンション管理コンサルタント土屋輝之の対談の模様を3回に渡ってご紹介します。

今回は、修繕積立金を均等積立に移行した経緯、長期修繕計画の見直しをさくら事務所に依頼した理由について伺っています。

最初からお読みになる方はこちらから・・・【特別対談】名物理事がマンション理事のリアルを語る!第1回

「均等積立」はマンションの良好な管理のスタートライン

土屋:私たちもいくつかの管理組合さんで均等積立方式への移行のサポートさせていただいているんですけども、イニシア千住曙町でもかなり早い時期に修繕積立金を段階増額方式から均等積立方式に移行されてるんですよね。

ほぼ組合の皆さんの力だけで均等積立に移行されたと伺っていますが、実際どうだったんでしょう?

應田:その時は管理士事務所とか入れていましたけど、積立金の増額というのは理事会だけで4期目にやりました。

土屋:今私たちがお手伝いさせていただいている管理組合さんで3期目で均等積立に移行したっていう大規模マンションがありますけども、4期での達成というのは当時は前例がないでしょう。

修繕積立金の均等積立への移行って、マンションの良好な管理のスタートラインというか、管理良好なマンションの前提条件と考えているんです。

これができてないとそもそも財務体質が不透明だよねってお話しています。

均等積立に移行されたとき、一番苦労したところ、印象に残っていることがあれば教えてください。

應田:理事会で均等積立にしようと提案したときは、住民が一人も知らない状況でしたが、2か月で90%以上の賛成を得て通っているんです。

とにかく状況を正確に伝えればわかってもらえると考えて無数に説明会などはしましたが、反対意見の人に苦しめられるような苦労はなかったんです。

「まず管理費を削って均等積立金にしたらいいじゃないか」という意見もありますが、日々の生活に使う管理費とお財布に貯金していく修繕積立金、一緒に考えるのはおかしいでしょう。だって全然違うものなんだから。

また、「今我々は月1万円しか払っていませんが、これからどんどん増額していって、年金生活者になった頃に3万円払えますか?厳しくないですか?」と説明して「そうだよね、無理だよね」って。

そういう意味では苦労したっていう印象はないんですよ。

土屋:イニシア千住曙町は一年目から非常に積極的に管理コストの削減に組まれていますね。

管理費の削減と積立金の増額を表裏セットにして進めるっていうケースが多いんですけれど、その辺はあまり意識してやっていらっしゃらなかったということですよね?

應田:積立金額って値上げするのにいい時期って5年目前後しかありえないんですよ。